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手術当日どうだった?扁桃腺摘出体験談②入院~退院までの流れ

扁桃腺アイキャッチ
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こんにちは!モフコです。
前回に引き続き、扁桃腺手術リアル体験談を書いていきたいと思います!
今回は、体験記のメインとなる入院当日〜退院までの様子を詳しく振り返っていきます。

モフコ

前回のお話は下のリンクから読めます♪

扁桃腺手術体験記  タイトル一覧

リンクから読みたいページに飛べます

①【入院前までの流れ編】
◇手術当時の私の年齢など ◇手術を決意した経緯 ◇紹介状を貰い総合病院へ行くいきさつ ◇術前検査の内容など

②【入院当日〜手術〜退院まで編】←いまココ
◇入院中の生活 ◇手術前後の壮絶体験談 ◇痛みや食事、会話などできること・できないこと ◇入院中の子供の様子は?

③【退院後の経過編】
◇退院後の痛み ◇食事について ◇職場復帰はいつからできた? ◇現在の様子 ◇患部の画像(閲覧注意なので見たい人だけ)


④【入院前にやること&必要な持ち物一覧】
◇入院前にやったこと◇基本的に必要なもの ◇快適な入院生活を送るために用意してよかったおすすめグッズ

⑤【扁桃腺手術&入院生活 Q&A一問一答】
◇痛みのピークは? ◇術後眠れる? ◇費用は? ◇声出るの? などの疑問にパッと見てわかる一問一答でお答えします!

目次

1日目:いよいよ入院当日!

私は2021年の8月下旬に9日間入院しました。
どんな感じだったのか時系列でお伝えします!

ちなみにこちらが病院で貰ったスケジュールです。(氏名等は加工してます)

入院スケジュール

入院当日は健康体そのものなので気が楽

入院当日は夫の車で病院まで送ってもらい、子供達ともここでお別れ。コロナ禍なので付添いに制限があるとのことで駐車場までの見送りでした。

まだ保育園児の息子たちはよくわかってなさそうな様子でした。(事前に話はしっかりしてきたつもりですが)

病院で指定された時間に、指定の階のナースステーションに着き入院の受付手続き。病室を案内されとりあえず荷ほどきをしました。

入院中の4人部屋

病室は4人部屋です。特段新しい病院でもないのでこんな感じですが掃除が綺麗にされていて安心しました。
病室の他の患者さんは皆さんカーテンを締め切って顔も見えなかったので接触することはあまりなかったです。

この日はただただベッドに寝転がり、スマホをいじったりテレビを見たりゆっくりしました。普段仕事と家事育児で休む暇もないのでこんなゆったりした時間は本当に貴重でした^^

この日は夕飯を食べたあとは絶食です。

2日目:ついに手術本番!!

朝、外来診察とPCR検査

当日の朝から外来に行き診察とPCR検査をしました。
喉が腫れていると手術できないので今日の手術は可能かの先生の判断と、手術中のコロナの感染予防のためPCR検査もやりました。どちらも問題なくクリアし、病室で待機。

その後看護師さんが病室に弾性ストッキングというものを持ってきてくれたので履きました。
写真は撮ってなかったんですが、ふくらはぎまでの長さの白いキツめのタイツ(靴下)みたいな感じです。
たしか、エコノミークラス症候群(血栓症)予防の為だったと思います。

手術の前に看護師さんから「手術が終わったことを病院からご家族に連絡しますか?」と聞かれました。
普通に何も考えず終わったらLINEするからいいやと思い「大丈夫です」と断りました。手術後十数時間もスマホを触れず後悔するとも知らずに…

自分で歩いて手術室へ

手術室イメージ画像
画像はイメージです

手術予定の13時になったので看護師さんが呼びに来ました。

医療ドラマのようにガラガラガラ…と台に載せられてって感じをイメージしてましたが、まだタダの健康体なので普通にスタスタと歩いて手術室のベッドの上まで自分の足で行きました。

ベッドに横たわると、本人の確認です。フルネームで名前と、手術部位を聞かれたので答えました。
「扁桃腺です」と言うと年配の看護師さんが「両側(りょうそく)ね」と補足したので場所も言うべきだったのか…と思ったのを覚えています。どうでもいい記憶ですが^^;

あとから気づきましたが、たまにニュースで見る患者の取り違えや健康な部位を誤って切ってしまった!なんていう医療事故を防止するための確認なんですね。

そして、タオルをかけられ上半身の服を全部脱いで下さいとの指示で服を脱ぎ、手術着的なのを被せられました。

麻酔科の先生が現れ、「全身麻酔かけますねー」と酸素マスクを当てられ1、2…と数えたくらいでもう意識飛んでました。麻酔恐るべし。

麻酔から覚めると…

ふと気がつくと、元々いた4人部屋の病室のベッドの上で寝ていました。
でもまだ麻酔が効いているのか目が開けていられずしばらくウトウト。たまに目が覚めまた眠るの繰り返しで、今何時なのか、手術から何時間経ったのかも全くわからず怖かったです。

窓の外が明るかったはずが、また起きたらもう真っ暗でした。看護師さんがたまに見に来てくれていたので、そこで時間を聞いたり体調を聞かれたりしましたが声が出しづらいのがわかりました。

このときは麻酔の効果か喉の痛みは感じませんでした。

しかし、麻酔が切れかかってきた夜中、突然とんでもない吐き気に襲われます。まだ意識が朦朧としているので何がなんだかわからず、でもここで吐いたらいけないと謎の理性も一応働きどうしたらいいのかパニックでした。

必死でナースコールをして看護師さんに介助されながら、なんとかその夜は吐くことなくやり過ごしました。全身麻酔から覚めた後はひたすら気持ち悪さと戦いながら時が経つのを待つだけですね(涙)

喉の痛みよりもこの全身麻酔から覚めたあとの吐き気が私は一番つらかったです。妊娠中のつわりも重い方でしたが意識がはっきりしていて吐くのとはまた違う辛さでした。

満月の画像

結局、日付が変わった夜中3時頃にようやく少し体調がマシになり、看護師さんの介助でトイレへ。手術後初めてトイレに行く時は必ず呼んでくださいと言われていました。転倒の恐れや、尿の量も見るそうです^^;

とにかく夫に無事終わったことを連絡しないと!と思いスマホを探しましたが、病室は真っ暗だし他の同室の方々も眠っているのであまりガサゴソできず困りました。
どうやら手術後ベッドに移動された時に様々な機器類を繋ぐため私の荷物が移動されていたようです。まだ体もよく動かないので探すこともできす…

結局看護師さんに聞いて探してもらい、ようやくスマホが手元に戻り連絡できる状態になりました。手術開始から14時間くらい経っていました。

看護師さんに家族への連絡をお願いしておけばよかった!と後悔しました。

この時くらいからツバが出ても痛くて飲み込めないので必死にティッシュに出していました。血も含まれていて生々しかったです。

3〜8日目:痛い!!でも日に日に回復していく

3日目:(術後1日目)流動食が始まる

朝6時頃検温で起こされました。麻酔による気持ち悪さはもう薄れて意識もはっきりしています。

しかし、喉が痛い!!ちょうど扁桃炎の一番痛い時くらいのレベルです。
ツバもまだ飲み込む時痛いのでティッシュに出す。水も飲みたいけど飲むのが怖い。

そんな状態です。でもずっと点滴でつながれ、鎮痛剤と水分は点滴から体に入っているようでした。

もうこの術後1日目の朝から食事が始まりました。
食事と言ってもほぼ水分の重湯と味噌スープ・野菜ジュースとヤクルトです。

術後1日めの食事

喉は痛いけれど、前々日の夜から何も食べていなかったのでなんとか痛みに耐え流し込みました!
重湯はシンプルなお米の味がスッと入ってきて美味しかったです。事前に先生からの説明で味覚障害が出る可能性もあると言われていましたが、薄いお米の味すらしっかり感じられたので大丈夫だなと安心しました。

ちなみに味覚障害は手術中に金属で舌を強く押さえつけることにより発症するそうですが、時が経てば治るそうです。なかなか治らない人もいるようなのでだいぶ個人差がありますね。

点滴

腕には常に点滴の針が固定されていて、時間になると点滴が開始されました。抗生剤を入れているそうです。
痛み止めはもう錠剤のロキソニンになりました。錠剤も飲み込むのが怖かったですが、飲むと痛みが和らぎます。

なんだかんだで、この日は3食全部完食したので3日間の予定の点滴が今夜で終了で良いとのこと。
点滴が取れればシャワーOKだそうです!嬉しい。

夜からネブライザー吸入(よく耳鼻科でやる白い煙吸うやつです)が始まり毎日朝晩やります。
この機械がなかなかのうるさい音がして、吸入が20分くらい?なんですが終わったのかどうかの判断もよくわからず地味に苦手でした。

消灯後は痛みで眠りが浅かったので毎晩一応睡眠導入剤を貰って飲むようにしていました。

4日目:(術後2日目)シャワー解禁!

この日の朝10時ごろからシャワー室の予約を取り、3日ぶりのシャワーです!
入院前は傷の状況によっては1週間くらいシャワーできないこともあると聞いていたので本当に嬉しかったです。
一応入れなかった時のために事前に髪を短めに切り、洗い流し不要のシャンプーも買ったのですがあまり出番はなし。

介護用の体拭きも1パック買っていきましたが、病院でも毎日体拭き用の温かいウエットタイプのペーパーがもらえたのでこちらもあまり出番はありませんでした。結局この日から毎日午前中にシャワー室を利用できました。

この日の食事から3分粥に。
おかずは結構形のあるものになっています。柔らかいので舌でつぶせばなんとか食べられました。痛みに耐えながらなのでだいぶ時間はかかりますが毎回完食していました。いつも食事の30分前にロキソニンを貰って飲むようにしていたら結構効いていたみたいです。

術後2日目の食事
術後2日目の食事

病院で出るお粥の味付け用の中華風パウダーは美味しくなかったので、家から持参したごはんですよが活躍しました。

喉の痛みは、何もしていない時はだいぶ耐えられるくらいの痛みに変わってきました。飲み込む時がまだ痛いですね。
日中は持参したタブレットでPrimeビデオやTVerを見てどっぷりと映画やドラマ鑑賞を楽しんでいました^^

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5日目:(術後3日目)診察で治りは順調とのこと

外来診察も毎日あるのですが、この日も診てもらい順調に治っていっていると言われました。
扁桃腺を切った傷口に白いかさぶたが出来ていて約1週間ではがれるそうなんですが、そのかさぶたが剥がれた時に大出血を起こさなければ予定通り退院とのこと。

食事も毎回痛いながらも完食していたので先生も驚くほどでした。特に男性は痛みに弱い方が多く1週間食事がまともに食べれなかった人もいたそうです。

私は退院後の子供の世話と翌日からの仕事復帰が待っていたのでなるべく栄養つけて早く回復することを目標にしていました。やはり栄養をつけると傷の治りも早いと思います。この頃から病院内のコンビニで買ったプリンやゼリーもよく食べてました。ゆっくりと一人でデザートを食べれるって最高です^^

術後3日目の食事
術後3日目の食事

術後3日目はもうこんな感じでだいぶ普通のおかずになってきました。

あとは体力が落ちないように5階の自分の病室から下の階に移動する時はエレベーターを極力使わず階段の上り下りもするようにしていました。いつもダラダラしている私ですがこの時は思いのほかストイックでしたね(笑)

6日目:(術後4日目)レンタルしたポケットwifiが壊れる

この日は朝からレンタル中のポケットwifiの充電が全くできなくなり、いろいろ試してみましたが使用不可能に…。
外側から見ても中の電池が膨らんでいるように見えたのでだいぶ長く使って劣化しているように感じました。発火したらどうしようとちょっと怖かったです。

何より、wifiがないとタブレットが全く通信できません。動画やネットも見れなくなってしまいました。せっかくの快適入院生活が最悪な展開に。スマホからのテザリングも考えましたが、当時無制限のプランに入ってなかったので通信料を考え諦めました。

レンタルしたwifiの会社に電話しても休業日(この日は土曜)のためつながらず、メールの返信もなし。
結果的には退院直前に返信が来たのですが時すでに遅し。なので使えなくなった日から日割りで後日返金してもらいました。

モフコ

レンタルのwifi選びは慎重にすることをおすすめします^^;

病室のテレビ

ということでテレビくらいしか見るものがなく、ぼーっと過ごしていました。(読書家ではないので本も漫画1冊しか持ってきてなかったです。)

術後4日目の食事はもう全粥になり、おかずも立派に。これもロキソニンを事前に飲んで毎回完食していました。

術後4日目の食事
術後4日目の食事

この日は同室の方が皆さん午前中に退院されて、気づくと4人部屋に私一人。気兼ねすることなく過ごせるので嬉しかったのもつかの間…人数調整で1部屋空けたいので今夜から隣の病室に移動して下さいと言われました。わずか数時間だけの個室タイム^^;

7日目:(術後5日目)部屋を移動し気を遣う

新しく移動した部屋はご年配の方ばかりでした。昨日までの部屋は30代〜50代くらいの方々だったので少し雰囲気が違う感じです。

困ったのがとても独り言の多いおばあちゃんと、寝るのが早すぎて他の人にも消灯を促すおばあちゃんです^^;

病院の消灯時間は22時でしたが、20時には「電気消していいかしら?」と聞かれ、強く言えないタイプの私は何も言えず^^;
真っ暗じゃないと眠れないようなので自分の所のテレビも見るのを諦めスマホを少しいじった後に早めに寝ました(笑)

独り言も仕方ないですが、wifiを失った私は動画や音楽で音を遮ることもままならずとりあえず耳栓で対処しました^^

モフコ

こんなこともあるので、耳栓はあると安心ですよ〜

8日目:(術後6日目)入院最後の日

この日は、日曜日で夫と子どもたちはどこかへ遊びに出かけるとLINEが来ました。
私が入院していた病院は駅直結のところだったので、渡したいものがあると途中下車して病院へ寄ってくれました。

コロナ禍なので面会は禁止。なので受付で預けようかなーと言っていたのですがちょうどタイミング良く居合わせられたので、渡された紙袋をサッと受け取って窓ガラス越しに会話をしました。

子供たちとも1週間会っていなかったので心配でしたが元気そうで安心しました。夫とのLINEで動画や写真が送られてきたり私も様子を伝えたりはしましたがやはり寂しかったようです。

息子からのお手紙

病室に戻り貰った紙袋を開けると、息子たちからの手紙でした。私の似顔絵と「ままげんきでね」と書いてくれています。

嬉しいですね〜^^
もう翌日退院なので明日会える!と思い最終日を過ごしました。

喉はこの頃には飲み込む時としゃべる以外痛みを感じないようになってきました。ご飯も相変わらず食べられています。出血もないので翌日の退院診察でOKが出れば晴れて退院です。

9日目:(術後7日目)退院当日!!

この日は朝から外来で退院診察です。
出血もなく傷の治りも順調とのことで予定通りの退院となりました!

本音を言えば退院後からの忙しさを考えるとまだ入院していたかった気もしますがしょうがないですね^^;

退院当日の食事

退院当日も朝食だけ病院で食べて10時頃退院となりました。

痛み止めのロキソニンも3週間分くらい退院時に処方されました。

この日、夫は子供を保育園に預けたあと出勤したのでお迎えはなしです。
電車はコロナが怖かったので、病院からタクシーを呼んで9日ぶりの自宅へ帰りました。

この続きは次の記事にて!

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